精子提供による妊活を検討される方から「AMH検査って受けたほうがいいの?」という質問を多くいただきます。AMH検査は、自分の卵巣にどのくらい卵子が残っているかを知る目安となる検査で、妊活のプランを立てる上で役立つ情報を与えてくれます。この記事では、AMH検査の基本から、その結果の見方、精子提供による妊活との関係まで丁寧に解説します。
AMH検査とはどのような検査か
AMHの正体
AMHは「抗ミュラー管ホルモン」(Anti-Müllerian Hormone)の略称で、卵巣内の発育過程の卵胞(前胞状卵胞)から分泌されるホルモンです。このホルモンの血中濃度を測定することで、卵巣にどのくらい卵胞が残っているか、つまり卵巣予備能の目安を知ることができます。
検査方法と費用
AMH検査は採血で行います。月経周期に関わらず測定できるため、いつでも受けられるのが特徴です。自費診療では5,000円から10,000円程度が一般的です。また2024年6月の診療報酬改定により、タイミング療法や人工授精などの一般不妊治療でも保険適用の対象となる場合が広がり、保険適用時は3割負担で約1,790円で受けられるケースがあります。詳細はクリニックに確認してみましょう。
AMH値からわかること・わからないこと
AMHからわかる情報
AMH値からは、現在の卵巣予備能の目安、早発卵巣不全の可能性、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の疑い、不妊治療の方針判断などに役立つ情報を得ることができます。
AMH値ではわからない情報
AMH値は卵子の「数」の目安を示すもので、卵子の「質」はわかりません。卵子の質は主に年齢によって左右されます。つまりAMHが高くても年齢が高い場合は妊娠の難しさがあり、逆にAMHが低くても質の良い卵子が残っていれば自然妊娠する可能性もあります。
AMH値の目安と年齢別の傾向
AMHには血圧や血糖値のような明確な「正常値」は存在しませんが、一般的な目安は次のとおりです。
▶年齢相応と考えられる範囲
おおむね2〜6ng/mL程度が、年齢相応の卵巣予備能とされています。
▶6ng/mL以上
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性があります。排卵障害の原因になることがあるため、婦人科での相談をおすすめします。
▶2ng/mL未満
同年代の平均より卵子数が少ない可能性があり、妊活を前倒しで考えることが勧められます。
▶0.5ng/mL未満
早発卵巣不全の可能性があるため、速やかに専門医の診察を受けましょう。
AMHは20代をピークに加齢とともに低下していき、特に30代後半以降で大きく下がる傾向があります。
精子提供の判断材料としてのAMH検査
精子提供による妊活を始めるにあたって、AMH値を知っておくことは次のような点で役立ちます。妊活の開始タイミングの判断、治療のステップアップ判断、自然妊娠を目指すかART(体外受精など)を視野に入れるかの検討、ライフプラン全体の設計などです。
特に独身女性で将来的な妊活を視野に入れている方は、早めにご自身の状態を把握しておくことをおすすめします。精子提供までの流れを確認する前に、ご自身の体の状態を把握しておくと、より具体的なご相談が可能になります。
AMH検査後の妊活はロジカル精子バンクにご相談ください
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