海外の精子バンクを調べている方へ

海外の精子バンクを検討している方へ|日本で使う前に確かめたい5つのことと、国内で探す選択肢

海外の精子バンクを使う場合も、国内で使うなら日本の法律や医療機関の取り決めが関わります。受け入れてくれる医療機関、日本での親子関係、子どもに残る情報、感染症の検査、費用の合計——決める前に確かめたいことと、国内で探す選択肢を整理しました。ロジカル精子バンクは有料のサービスです(ご相談は無料)。

匿名で相談OK オンライン中心・対面も可 身元確認・検査結果の確認 無理な勧誘なし

「海外 精子バンク」と検索して、このページにたどり着いた方もいらっしゃると思います。国内の医療機関では条件が合わなかった、ドナーのプロフィールをもっと詳しく知ってから選びたい、ドナーの国籍やルーツも考えたい——海外の精子バンクを調べる理由は、人によってさまざまです。

このページは、海外の精子バンクを選ぶことを止めるためのものではありません。日本で暮らしながら提供を受ける場合は、どこから提供を受けるとしても、日本の法律や国内の医療機関の取り決めが関わってきます。そのとき何を確かめておくことになるのか。そして、国内で探す場合にはどんな道があるのか。決める前の材料として整理しました(2026年9月時点の情報です)。

このページの要点

・海外の精子バンクを使う場合も、国内で使うのであれば、受け入れてくれる医療機関があるか、日本の法律で親子関係がどうなるかを、先に確かめておく必要があります。

・このページでは、海外・国内のどちらを選ぶ場合にも確かめておきたい5つのことを、問いの形でまとめました。

・ロジカル精子バンクは、国内でドナーを探す民間の精子バンクです(医療機関ではありません)。ご利用には入会金と紹介料がかかります(ご相談は無料です)。当バンクで確認していることと、できないこともお伝えします。

海外の精子バンクが選択肢にのぼる理由

海外の精子バンクを調べる方の背景には、たとえば次のような事情があります。

▶ 国内の医療機関のAIDの対象にならない
日本産科婦人科学会の見解では、医療機関で行われるAID(提供精子を用いた人工授精)の被実施者は「法的に婚姻している夫婦」とされ、解説では原則として無精子症に限定されるべきとも記されています(ここで紹介したのは見解の一部で、医療機関で行うAIDについての取り決めです)。そのため、独身の方や女性同士のカップルは、国内の医療機関でAIDを受けようとすると入口の段階で難しくなることが多いのが実情です。詳しくはAID(提供精子を用いた人工授精)を考えている方へをご覧ください。

▶ ドナーのことを、よく知ってから選びたい
ドナーの人柄や経歴、家族歴、国籍やルーツなど、選ぶための情報を重視して、海外の精子バンクを調べる方もいらっしゃいます。

▶ 国ごとの制度の違いを知って、比べたい
精子提供のルールは国によって大きく異なります。ドナーの匿名性や、生まれた子どもが提供者の情報を知る権利の扱いなど、国ごとの制度の違いは精子提供の海外制度比較|日本との違いを国別に解説で整理しています。

どの理由から調べ始めたとしても、次の章の5つは、海外・国内のどちらを選ぶかを決める前に確かめておきたいことです。

日本で使う前に確かめたい5つのこと

ここに挙げるのは、海外の精子バンクの良し悪しではなく、精子を日本で使うときに、ご自身が確かめておくことになる点です。当バンクを含む国内の窓口を選ぶ場合も、同じように確かめてください。

1.精子を、国内のどこで、だれが使うのか

医療機関で人工授精や体外受精を受ける場合は、その医療機関が外部から持ち込まれる精子を受け入れているか、そしてご自身が実施の対象になるか(婚姻の有無など)を、精子を手配する前に確かめておく必要があります。前の章のとおり、医療機関で行うAIDについては、学会の見解で対象が「法的に婚姻している夫婦」とされています。受け入れ先が決まらないまま手配を進めないようにしましょう。

2.生まれた子どもの、日本での法律上の親子関係

生殖補助医療に関する民法の特例法(令和2年法律第76号)の第十条は、「妻が、夫の同意を得て、夫以外の男性の精子(その精子に由来する胚を含む。)を用いた生殖補助医療により懐胎した子については、夫、子又は妻は、民法第七百七十四条第一項及び第三項の規定にかかわらず、その子が嫡出であることを否認することができない。」と定めています。この規定は、法律上の婚姻をしているご夫婦が「生殖補助医療」(この法律の第二条で、人工授精又は体外受精若しくは体外受精胚移植を用いた医療と定義されています)によって懐胎した場合についてのもので、すべての提供のかたちに当てはまるものではありません。ご自宅で行う方法がこの定義に当てはまるかどうかは、条文上明らかではありません。婚姻していない場合の取扱いは、現時点では法整備の途上にあります。また、この法律には、精子を提供した男性と生まれた子との親子関係について定めた規定はありません。これは、ドナーが海外の方でも国内の方でも同じです。提供者が海外にいる場合にどの国の法律がどう関わるかも含め、ご自身の状況については弁護士など専門家にご相談ください。

3.子どもが将来知りたいと思ったとき、何が残っているか

2026年9月現在、提供を受けた人・提供者・生まれた子どもに関する情報の保存・管理・開示の制度について定めた法律は成立していません(特例法の附則で、検討が加えられるべき事項として挙げられています)。そのため、どの情報が、いつまで、だれの手元に残り、どんな手続きで開示されるのかは、利用する窓口の取り決めや、窓口がある国の制度によって変わります。契約の段階で、書面で確かめておきましょう。お子さんへの伝え方は精子提供で生まれた子どもにいつ・どう伝えるかもご覧ください。

4.感染症の検査は、どの検査を、いつ受けた結果か

感染症の検査には、感染してから検査で分かるようになるまでの空白期間(ウインドウ期)があるとされています。日本産科婦人科学会の見解では、医療機関で行うAIDについて、この空白期間があり、新鮮精液の使用によるこの期間の感染が報告されていることを考慮して、少なくとも180日凍結保存したうえで、その後の提供者の検査結果が陰性であった凍結保存精液のみを使用するとされています。どこから提供を受ける場合も、「いつ受けた、どの検査の結果か」まで確かめ、ご不安な点は医療機関にご相談ください。

5.費用の合計と、将来2人目を考えたときの扱い

精子そのものの費用だけでなく、受け取りまでにかかる費用、医療機関での施術や検査の費用まで含めて、合計でいくらになるかを確かめておきましょう。医療機関の費用は、窓口の費用とは別に発生します。また、きょうだいで同じドナーからの提供を望む可能性があるなら、その希望がかなう余地があるかも先に聞いておきましょう(2人目も同じドナーを希望したいとき)。

このほか、契約書がどの言語で書かれているか、トラブルのときにだれに連絡するのかも、申し込む前に確かめておきたい点です。個人とのやり取り(SNS等)で提供を受ける場合に指摘されているリスクは、SNSでの精子提供が危険な5つの理由にまとめています。

国内で探すという選択肢|ロジカル精子バンクで確認していること・できないこと

ロジカル精子バンクは、国内でドナーを探してご提案する民間の精子バンクです。海外と国内のどちらがよいかは、ご状況によって変わります。ここでは、当バンクを選んだ場合に何ができて、何ができないのかをそのままお伝えします。

▶ できないこと
当バンクは医療機関ではありません。診断・治療の適応や、妊娠の可否についてはお答えできません。妊娠を保証するものでもありません。性行為による提供(タイミング法)も行っていません。当バンクがご案内しているのは新鮮な精子でのご提供で、前の章でご紹介した、医療機関で行うAIDの凍結保存精液の枠組みとは異なります。凍結保存した精子での方法をご希望の場合は、対象になる方であれば医療機関でのAIDが選択肢になります。

▶ 確認していること
ご提案するドナーについては、身元確認と、感染症・性病検査の結果、職業・学歴・資格の証明を確認しています。ご提供の前には、公的書類と検査結果をお客様ご自身にも改めてご確認いただけます。確認の時期や範囲はご状況によって異なりますので、お申し込み前にお尋ねください。前の章の5つのうち、お子さんのために残す情報の範囲や、2人目に同じドナーを希望できるかといった当バンクでの扱いも、お申し込み前にお尋ねください(書面でのご確認をおすすめします)。確認はリスクを下げるための取り組みであって、リスクをゼロにするものではありません。ウインドウ期があることは、当バンクを介する場合も同じです。なお、民間の精子バンクには公的な認定制度はないため、どの窓口を選ぶかはご自身で見極めていただく必要があります。

▶ 進め方
ご入会後、ご希望の条件をお伺いし、条件に近い候補者をお探ししてご提案できるよう努めます。ご相談からご提案まではオンライン中心で進められ、LINEからは匿名のままお問い合わせいただけます。ご希望の方には、ドナーとの面談(ご不安な場合は担当者が同席します)や、なりすましのリスクを下げるための、その場での採取・対面での受け渡しにも対応しています。いずれの場合も、性的接触を伴うご案内は一切ありません。ご提供はシリンジ法、または医療機関での方法のみで、医療機関での方法をご希望の方には、ご状況に応じて提携医療機関のご紹介にも対応しています(ご紹介の可否や範囲はプランによって異なります)。契約書を取り交わして進めます。

進め方の詳細はご利用の流れ、確認の内容は安全性・検査体制、登録しているドナーは登録ドナー一覧でご覧いただけます。

ドナーの国籍・ルーツを希望したいとき

海外の精子バンクを調べる理由のひとつが、ドナーの国籍やルーツだという方もいらっしゃると思います。当バンクでは、「国籍・ルーツ(海外系ドナー)」を条件としてご指定いただけるのは、最上位のPlatinumプランのみです。ほかのプランではこの条件はご指定いただけません。

ご指定いただいた場合も、条件に近い候補者をお探ししてご提案できるよう努めるもので、ご希望どおりのドナーをお約束するものではありません。どのような候補者をご提案できそうかは、お申し込み前のご相談の段階でお尋ねください。プランごとの条件と金額は料金についてに掲載しています。Platinumプランの紹介料は、内容により異なるため応相談です。

当バンクの費用|入会金・紹介料と、別にかかるもの

ご相談は無料です。ご利用には「入会金」と「紹介料」がかかり、ご指定いただける条件によって4つのプランに分かれています。ご指定いただける条件はプランによって異なります。金額は料金についてに掲載しています(料金は予告なく変更となる場合があります。最新の内容はご相談時にご案内します)。

このほか、ドナーの精子提供活動にかかるホテル代や交通費などの実費を、ドナーへお支払いいただく場合があります(特定商取引法に基づく表記に記載しています)。医療機関での方法をお選びの場合、人工授精や体外受精、各種検査の費用は医療機関にお支払いいただくもので、当バンクの費用とは別に発生します。

医療機関と民間とで費用の構造がどう違うのかは、精子提供の費用|保険適用・自費治療の境目もあわせてご覧ください。

調べ始めた理由別に、次に読むページ

海外の精子バンクを調べ始めたきっかけは、ご自身の立場と結びついていることが多いと思います。立場ごとに、国内の状況と進め方を整理したページがあります。

▶ おひとりで子どもを迎えたい方
医療機関のAIDの対象から外れて、海外を調べ始めた方も多いと思います。国内で進める場合の手順と、資金や支援制度の考え方は選択的シングルマザーという選択肢にまとめています。

▶ 女性同士のカップルの方
お二人とも法律上の親になれるのか、という点は、提供元が海外でも国内でも同じように問題になります。国内の受け入れ状況と法律上の親子関係は同性カップルで子どもを迎えたい方へで整理しています。

▶ ご夫婦で、男性側の不妊が分かった方
無精子症と診断されたら|精子提供という選択肢をご覧ください。法律上のご夫婦で無精子症などの診断がある場合は、医療機関でのAIDの対象になることもあります(AIDのページ)。まずは受診先にご相談ください。精子提供は治療を否定するものではなく、医療機関での治療と並ぶ選択肢の一つです。

▶ 国内の精子バンクの仕組みから知りたい方
国内の精子バンクがどんな仕組みで動いているかは精子バンクとは?日本での仕組み・費用・選び方、医療機関と民間の窓口の違いは医療機関と民間バンクの違いと選び方で比べられます。

よくあるご質問

▶ 海外の精子バンクと国内の精子バンクは、どちらがよいですか?
ご状況によって変わるため、一概には言えません。どちらを選ぶ場合も、国内で受け入れてくれる医療機関があるか、日本での法律上の親子関係、子どもに残る情報、検査の内容と時期、費用の合計を確かめてから決めることをおすすめします。

▶ 海外系のドナーを希望できますか?
「国籍・ルーツ(海外系ドナー)」を条件としてご指定いただけるのは、最上位のPlatinumプランのみです。ご指定いただいた場合も、条件に近い候補者をお探しするよう努めるもので、ご希望どおりのドナーをお約束するものではありません。Platinumプランの紹介料は内容により異なるため応相談です。詳しくは料金についてをご覧ください。

▶ 凍結保存した精子での提供はできますか?
当バンクがご案内しているのは新鮮な精子でのご提供です。凍結保存した精子での方法をご希望の場合は、対象になる方であれば医療機関でのAIDが選択肢になります。まずは受診先の医療機関にご相談ください。

▶ 匿名のまま相談できますか?
はい。LINEからは、お名前を伏せたままご相談いただけます。メールフォームをご利用の場合は、お名前などの入力が必要です(お問い合わせ)。

※ 当バンクは医療機関ではありません。診断・治療・妊娠を保証するものではなく、医学的なご判断は医療機関にご相談ください。
※ 感染症の検査には、感染してから検査で分かるようになるまでの空白期間(ウインドウ期)があるとされています。確認はリスクを下げるための取り組みであり、リスクをゼロにするものではありません。これは当バンクを介する場合も同じです。
※ 契約書は当事者間の取り決めを記録に残すためのもので、認知など生まれたお子さんご自身の権利をあらかじめ制限するものではありません。個別のご判断は弁護士など専門家にご相談ください。
※ 法制度は検討の途上にあり、今後変わる可能性があります。このページの内容は2026年9月時点のものです。

まずは匿名で、お気軽にご相談ください

Safety

安心してご利用いただける理由

プライバシー最優先

匿名・対面なし。お客様の情報は厳重に管理し、第三者に開示しません。

身元確認・検査結果の確認

登録ドナーについて、身元確認と感染症・性病検査の結果を確認しています。公的書類も確認します。

契約書完備・返金保証

契約書を取り交わして進め、返金保証もご用意。無理な勧誘はありません。

Flow

ご相談から提供までの流れ

01

無料で相談

LINE・メール・電話で匿名のままご相談ください。

02

ヒアリング

ご希望やご状況をオンラインで丁寧にお伺いします。

03

候補者のご提案

ご希望条件に近いドナー候補のご提案に努めます。

04

条件の相談

方法・費用・進め方を納得いくまでご相談。

05

方法のご案内

シリンジ法・医療機関での方法をご案内。

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