精子提供ボランティア・無償の個人提供を検討している方へ

精子提供ボランティアを探している方へ|無償の個人提供で、ご自身が担うことと別の選択肢

無償で提供を申し出る個人とのやり取りでは、身元や検査結果、取り決めを確かめる役割をご自身が担うことになります。何を確かめることになるのか、ほかにどんな道があるのかを整理しました。ロジカル精子バンクは有料のサービスです(ご相談は無料)。

匿名で相談OK オンライン中心・対面も可 身元確認・検査結果の確認 無理な勧誘なし

「精子提供 ボランティア」と検索して、このページにたどり着いた方もいらっしゃると思います。SNSやブログには、「ボランティア」「無償」と書いて精子提供を申し出る個人の投稿が見られます。費用をできるだけかけずに進めたい、早く授かりたい——そう考えるのは自然なことです。

このページは、無償の提供を探すことを責めるためのものではありません。個人とのやり取りでは、何をご自身で確かめることになるのか。そして、ほかにどんな道があるのか。決める前の材料として整理しました。

このページの要点

・「ボランティア」を名乗る提供は、医療機関や精子バンクを通さない個人間のやり取りとして行われるのが一般的です。

・費用を抑えられる代わりに、身元・検査結果・取り決めを確かめる役割を、ご自身が担うことになります。

・ロジカル精子バンクは無償のボランティアではなく、入会金と紹介料がかかる有料のサービスです(ご相談は無料です)。費用の内訳と、当バンクが確認していることもこのページでお伝えします。

「精子提供ボランティア」とは|提供を申し出ているのは誰か

「精子提供ボランティア」は、法律や制度で定められた言葉ではありません。一般には、医療機関や精子バンクを通さずに、個人が無償で精子を提供するという意味で使われています。

提供の方法や条件は、相手によってさまざまです。そして押さえておきたいのは、相手が名乗っている内容を、第三者が確かめる仕組みがないという点です。年齢や職業、健康状態、検査を受けたかどうかは、基本的に相手の自己申告になります。

個人の提供者の中には、誠実に対応しようとしている方もいるでしょう。ただ、誠実な方かどうかを見分けることそのものを、ご自身で行わなければならない——ここに個人間のやり取りの難しさがあります。当バンクが何を確認しているかは、このあとの章と安全性・検査体制のページでお伝えします。

無償の提供を探す背景にあること

無償の提供を探す背景には、たとえば次のような事情があります。どれも切実なものです。

▶ 費用をできるだけ抑えたい
精子バンクや医療機関を利用すると、相応の費用がかかります。医療機関と民間とで費用がどう違うのかは、精子バンクを利用すると費用はいくらかかる?医療機関と民間の違いで整理しています。

▶ 医療機関のAIDの対象にならない
日本産科婦人科学会の見解では、医療機関で行われるAID(提供精子を用いた人工授精)の被実施者は「法的に婚姻している夫婦」とされ、解説では原則として無精子症に限定されるべきとも記されています(ここで紹介したのは見解の一部で、医療機関で行うAIDについての取り決めです)。そのため、独身の方や女性同士のカップルは、国内の医療機関でAIDを受けようとすると入口の段階で難しくなることが多いのが実情です。詳しくはAID(提供精子を用いた人工授精)を考えている方へをご覧ください。

▶ 年齢を考えると、早く進めたい
時間をかけて比べる余裕がないと感じるとき、すぐに連絡がつく相手を探したくなるのは無理もないことです。

そのうえで、次の章では「無料」と引き換えに、ご自身が引き受けることになるものを見ていきます。

「無料」の代わりに、ご自身が担うこと

個人とのやり取りと、精子バンクを通す場合の違いは、「お金がかかるかどうか」だけではありません。いちばん大きな違いは、確認をだれが行うかです。

相手が本人か(身元)

個人とのやり取りでは相手の申告と、ご自身の確認に頼ることになります

ロジカル精子バンクでは(ご提案するドナーについて)公的書類による本人確認を行っています

感染症・性病検査の結果

個人とのやり取りでは検査を受けたかどうかも、相手の申告になります

ロジカル精子バンクでは(ご提案するドナーについて)感染症・性病検査の結果を確認しています

職業・学歴などのプロフィール

個人とのやり取りでは確かめる手段は限られます

ロジカル精子バンクでは(ご提案するドナーについて)職業・学歴・資格の証明を確認しています

取り決めの残し方

個人とのやり取りでは文書に残すかどうかも、当事者どうしで決めることになります

ロジカル精子バンクでは(ご提案するドナーについて)契約書を取り交わして進めます(法務専門家が関与)

提供の方法

個人とのやり取りでは方法や場所も、当事者どうしで決めることになります

ロジカル精子バンクではシリンジ法、または医療機関での方法のみです。性行為による提供は行っていません

当バンクの確認の時期や範囲はご状況によって異なりますので、お申し込み前にお尋ねください。また、確認はリスクを下げるための取り組みであって、リスクをゼロにするものではありません。感染症の検査には、感染してから検査で分かるようになるまでの空白期間(ウインドウ期)があるとされています。これは当バンクを介する場合も同じです。医療機関で行うAIDでは、この空白期間があり、新鮮精液の使用によるこの期間の感染が報告されていることを考慮して、少なくとも180日凍結保存したうえで、その後の提供者の検査結果が陰性であった凍結保存精液のみを使用するとされています(日本産科婦人科学会の見解)。当バンクがご案内しているのは新鮮な精子でのご提供で、この点は医療機関で行うAIDの枠組みとは異なります。凍結保存した精子での方法をご希望の場合は、対象になる方であれば医療機関でのAIDが選択肢になります。当バンクでは提供前に検査結果をご確認いただけますが、「いつ受けた、どの検査か」までご自身でお確かめいただき、ご不安な点は医療機関にご相談ください。なお、民間の精子バンクにも公的な認定制度はないため、どの窓口を選ぶかはご自身で見極めていただく必要があります。

このほか、婚姻状況や、同じドナーからの提供数、家族歴なども、個人とのやり取りでは確かめにくいとされる点です。当バンクでの扱いは、お申し込み前にお尋ねください。

それぞれの確認がなぜ必要なのかは、精子提供で身元確認はなぜ必要?、精子提供における感染症検査の重要性、精子提供における「契約書」の役割と法的効力で詳しく扱っています。個人間のやり取りに指摘されているリスクの全体像は、SNSでの精子提供が危険な5つの理由をご覧ください。

無償と引き換えに、条件を持ちかけられたら

個人とのやり取りでは、提供の方法や会い方について、相手の側から条件を示される場面も考えられます。個人間のやり取りには、条件の押しつけや搾取といったリスクも指摘されています。とくに気をつけたいのが、性行為による提供(いわゆるタイミング法)を条件にされるケースです。

当バンクは、性行為による提供を一切行っていません。持ちかけられて迷っている方、断り方に困っている方に向けて、言葉の意味・断り方・相談窓口を精子提供の「タイミング法」とは?のページにまとめています。

断るときに、理由を説明する義務はありません。「バンクを通すことにしました」とだけ伝えていただいて構いません。

急いで相談したいとき

・いま身の危険があるときは、ためらわず110番へ。

・性犯罪・性暴力の被害にあった、断れない状況に置かれた……#8891(性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター。全国共通の番号で、最寄りのセンターにつながります。NTTひかり電話からは0120-8891-77。宮城県内のNTTひかり電話からは0120-556-460、埼玉県内は0120-31-8341、高知県内は0120-835-350。一部のIP電話等からはつながりません。つながらないときは、各都道府県のワンストップ支援センターに直接おかけください。各センターの番号は、内閣府男女共同参画局のホームページ「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」で確認できます)

・つきまといや金銭の要求などの相談窓口は、タイミング法のページの「急いで相談したいとき」にまとめています。いずれも当バンクを介さずに、直接ご利用いただけます。

・すでに提供を受けた方は、体調に変わりがなくても、できるだけ早く産婦人科・内科などの医療機関にご相談ください。時間が経つほど選べることが限られる場合があります。詳しい事情まで話せなくても構いません。感染症の検査は、お住まいの自治体の保健所でも相談できます。

ロジカル精子バンクが確認していること・できないこと

▶ できないこと
当バンクは医療機関ではありません。診断・治療の適応や、妊娠の可否についてはお答えできません。妊娠を保証するものでもありません。性行為による提供(タイミング法)も行っていません。

▶ 確認していること
ご提案するドナーについては、身元確認と、感染症・性病検査の結果、職業・学歴・資格の証明を確認しています。ご提供の前には、公的書類と検査結果をお客様ご自身にも改めてご確認いただけます。確認の時期や範囲はご状況によって異なりますので、お申し込み前にお尋ねください。

▶ 進め方
ご入会後、ご希望の条件をお伺いし、条件に近い候補者をお探ししてご提案できるよう努めます。ご相談からご提案まではオンライン中心で進められ、LINEからは匿名のままお問い合わせいただけます。ご希望の方には、ドナーとの面談(ご不安な場合は担当者が同席します)や、なりすましのリスクを下げるための、その場での採取・対面での受け渡しにも対応しています。いずれの場合も、性的接触を伴うご案内は一切ありません。ご提供はシリンジ法、または医療機関での方法のみで、医療機関での方法をご希望の方には、ご状況に応じて提携医療機関のご紹介にも対応しています(ご紹介の可否や範囲はプランによって異なります)。

進め方の詳細はご利用の流れ、登録しているドナーは登録ドナー一覧でご覧いただけます。対面での受け渡しを用意している理由はなぜ私たちは「その場での採取・対面手渡し」にこだわるのかに書いています。

費用について、はじめにお伝えしたいこと

無償の提供を探している方にこそ、先にお伝えしておきます。ロジカル精子バンクは無償のボランティアではなく、費用がかかる有料のサービスです。

ご相談は無料です。ご利用には「入会金」と「紹介料」がかかり、ご指定いただける条件によって4つのプランに分かれています。ご指定いただける条件はプランによって異なります。金額は料金についてに掲載しています(料金は予告なく変更となる場合があります。最新の内容はご相談時にご案内します)。

このほか、ドナーの精子提供活動にかかるホテル代や交通費などの実費を、ドナーへお支払いいただく場合があります(特定商取引法に基づく表記に記載しています)。医療機関での方法をお選びの場合、人工授精や体外受精、各種検査の費用は医療機関にお支払いいただくもので、当バンクの費用とは別に発生します。

費用の全体像は精子提供の費用|保険適用・自費治療の境目もあわせてご覧ください。医療機関で進めるか、費用をかけて第三者の確認を入れるか、確認をご自身で担うか——どれを選ぶかは、ご自身で決めていただくことです。

ご自身の立場から、ほかの道を探す

無償の提供を探す理由がどこにあるのかによって、確かめておきたいことは変わります。ご自身に近いところからお読みください。

▶ おひとりで子どもを迎えたい方
選択的シングルマザーという選択肢で、進め方と、資金や支援制度の考え方をまとめています。

▶ 女性同士のカップルの方
同性カップルで子どもを迎えたい方へで、国内の受け入れ状況と法律上の親子関係を整理しています。

▶ ご夫婦で、男性側の不妊が分かった方
無精子症と診断されたら|精子提供という選択肢をご覧ください。法律上のご夫婦で無精子症などの診断がある場合は、医療機関でのAIDの対象になることもあります(AIDのページ)。まずは受診先にご相談ください。精子提供は治療を否定するものではなく、医療機関での治療と並ぶ選択肢の一つです。

▶ まず仕組みから知りたい方
精子バンクとは?日本での仕組み・費用・選び方と、医療機関と民間バンクの違いと選び方が入口になります。シリンジ法で進める前に決めておくことは精子提供のシリンジ法にまとめています。

提供する側として「ボランティア」を考えている男性へ

「精子 ボランティア」と検索された方の中には、提供する側として関心を持っている男性もいらっしゃると思います。

個人として提供する場合、身元や検査結果の示し方、取り決めの残し方、提供後の連絡の有無などを、当事者どうしで決めることになります。ただし、法律上の親子関係(認知など)は、当事者の取り決めだけで決められるものではありません。生殖補助医療に関する民法の特例法には、精子を提供した男性と生まれた子との親子関係について定めた規定はなく、「提供者には一切の責任が生じない」と法律で保証されている状態ではありません。これは当バンクを通じて提供する場合も同じです。提供したあとの法的な立場について、個別のご判断は弁護士など専門家にご相談ください。

当バンクでは、精子ドナーとしてのご登録を受け付けています。登録の条件・検査・流れは精子ドナー登録の条件・検査・流れ|精子提供者をお考えの男性へを、提供者の法律上の立場は精子ドナー登録を考えている方へ|求められる条件・検査と法律上の立場をご覧ください。

よくあるご質問

▶ ロジカル精子バンクは無料で利用できますか?
いいえ。ご相談は無料ですが、ご利用には入会金と紹介料がかかります。ご指定いただける条件によってプランが分かれていますので、料金についてをご確認ください。ドナーの交通費などの実費をお支払いいただく場合もあります。

▶ 個人の提供者と、当バンクがご提案するドナーは何が違いますか?
いちばん大きな違いは、確認をだれが行うかです。個人とのやり取りでは、身元や検査結果の確認をご自身で行うことになります。当バンクでは、ご提案するドナーについて、身元確認と、感染症・性病検査の結果、職業・学歴・資格の証明を確認しています。確認の時期や範囲はご状況によって異なりますので、お申し込み前にお尋ねください。確認はリスクを下げる取り組みであり、リスクをゼロにするものではありません。

▶ ボランティアの方と、すでにやり取りをしています。相談してもいいですか?
すでに提供を受けている場合は、まず、できるだけ早く医療機関にご相談ください。そのうえで、当バンクにもご相談いただけます。どこまで話が進んでいるかにかかわらず、いまのご状況をお聞かせください。

▶ 性行為による提供を条件にされました。
断って構いません。理由を説明する義務もありません。当バンクは性行為による提供を行っていません。性犯罪・性暴力の被害の相談は#8891(ワンストップ支援センター。NTTひかり電話からは0120-8891-77。宮城県内のNTTひかり電話からは0120-556-460、埼玉県内は0120-31-8341、高知県内は0120-835-350。つながらないときは、各都道府県のワンストップ支援センターに直接おかけください)へ。そのほかの相談窓口はタイミング法のページにまとめています。いま身の危険があるときは110番へ。

▶ 男性です。ボランティアとして提供したいのですが。
当バンクでは、精子ドナーとしてのご登録を受け付けています。登録に関する費用や条件は、お問い合わせ時に個別にご説明しています。詳しくは精子ドナー登録のページをご覧ください。

▶ 匿名のまま相談できますか?
はい。LINEからは、お名前を伏せたままご相談いただけます。メールフォームをご利用の場合は、お名前などの入力が必要です(お問い合わせ)。

※ 当バンクは医療機関ではありません。診断・治療・妊娠を保証するものではなく、医学的なご判断は医療機関にご相談ください。
※ 感染症の検査には、感染してから検査で分かるようになるまでの空白期間(ウインドウ期)があるとされています。確認はリスクを下げるための取り組みであり、リスクをゼロにするものではありません。これは当バンクを介する場合も同じです。
※ 契約書は当事者間の取り決めを記録に残すためのもので、認知など生まれたお子さんご自身の権利をあらかじめ制限するものではありません。個別のご判断は弁護士など専門家にご相談ください。
※ 法制度は検討の途上にあり、今後変わる可能性があります。個人間(SNS等)の精子提供には、感染症や親子関係などのリスクが指摘されています。

まずは匿名で、お気軽にご相談ください

Safety

安心してご利用いただける理由

プライバシー最優先

匿名・対面なし。お客様の情報は厳重に管理し、第三者に開示しません。

身元確認・検査結果の確認

登録ドナーについて、身元確認と感染症・性病検査の結果を確認しています。公的書類も確認します。

契約書完備・返金保証

契約書を取り交わして進め、返金保証もご用意。無理な勧誘はありません。

Flow

ご相談から提供までの流れ

01

無料で相談

LINE・メール・電話で匿名のままご相談ください。

02

ヒアリング

ご希望やご状況をオンラインで丁寧にお伺いします。

03

候補者のご提案

ご希望条件に近いドナー候補のご提案に努めます。

04

条件の相談

方法・費用・進め方を納得いくまでご相談。

05

方法のご案内

シリンジ法・医療機関での方法をご案内。

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